東京 上野にある東京都美術館では、2016年4月22日~5月24日の期間、若冲展が開催。
わずか1か月間の開催なので、早く見に行きたいなーと思っていた企画展。だけど、ものすごく混雑しているとの噂を聞いていたんです。
GWが終わるのを待ってもよかったのですが、早く見たい!という思いが強く、5月6日に行くことに。GW期間中とはいえ平日なので、仕事の人も多いはず。混んでないといいなと祈りながら行ってきました。
若冲展の感想と混雑状況を書いたので、参考にどうぞ!
大混雑。並んだ時間は105分
■9時45分
東京都美術館へ到着。
9時30分から開館なので、まだ人は少ないだろうと思っていましたが…
・・・・・
すでに大行列…。
90分待ちとのこと…。
文句を言ってもどうにもならないので並びます。その間は読書でもしていよう!
※当日のチケット売り場は別の行列です。そちらもかなり並んでいました。予めコンビニで買っておきましょう。
■10時40分
約1時間が経過。
エスカレーターを降りたら入り口なのですが、まさか手前で一周することになるとは…。奥の方に行けること、このとき初めて知りました。
■11時00分
ようやく建物内へ。読んでいた本は100ページを超えたよ…。
そこから更に20分待ち、チケット確認へ。
ようやく展示を見ることができるのですが、その前に音声ガイドへと寄り道します。若冲の絵や本人について、もっと知りたかったので。
ということで、音声ガイドの行列へと並びました。こちらは10分もかからないうちに入手。
■11時30分
並び始めてから105分が経過し、ようやく展示を見ることができます! 長かったー!
若冲展 感想
360度で楽しむ、釈迦三尊像と動植綵絵
作品を見ながら進んでいくと、広い空間へと足を踏み入れます。その空間には、壁一面の絵。
釈迦三尊像と動植綵絵の絵が合計33個あり、壁一面に展示されている様は圧巻…!
遠くから眺めるのもいいけど、全ての絵が緻密に描かれているため、近くで見るとその凄さが分かる。
中でも気に入ったのが、老松孔雀図、老松白鳳図、老松群鶴図の3つ。
それぞれ、孔雀、白鳳、鶴が描かれている。羽を見ると、一枚一枚丁寧に描いているのが伝わってくる。今にも動き出しそうなほどの躍動感が感じられた。
他に、犬にも猫にも虎にも見えるような動物を描いた「百犬図」。陸と空、白と黒、象と鯨の対比がおもしろい「象と鯨図屏風」などの展示が印象に残った。
ちょっとだけ心残りも・・・
展示会場の混雑もすごく、間近で見ようと思うと時間がかかります。全ての作品を、もっと近くでじっくり見たかったのですが、途方もなく時間がかかりそうだったので断念…。
また改めて行こうかな。
若冲展のグッズ
展示の最後はグッズコーナーへ。見つけたものを挙げておきますね。
- 図録
- ポストカード
- シャツ
- 缶バッチ
- 手ぬぐい
- 胡粉ネイル
- マグカップ
- うちわ
- 扇子
- しおり
- 純米酒
- ナノブロック
ポストカードやしおりは、種類によって入荷待ち。展示を見て老松白鳳図に惚れ込んだので、しおりを買おうと思ったけど入荷待ちで買えなかった…。残念…。
やっぱりもう一度行くしかないな。
東京都美術館のミュージアムショップへ
若冲展で欲しいモノがなかったので、帰りに東京都美術館のミュージアムショップへ寄ってみました。
するとそこには、若冲にちなんだグッズがあったんです!
しおり(ブックマーカー)好きの僕にとって、嬉しいグッズが…! 迷うことなく購入。最後の最後で、いい思い出ができました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
朝早くから行き、100分以上並んで足が痛いけど、満足のいく展示内容でした。見るまでに時間がかかったせいか、より感動することでしょう!
これから行かれる人は、予めチケットを買い、並ぶことを覚悟しておきましょう。立ちっぱなしで大変かもしれませんが、その先には素晴らしい若冲の作品が待っていることでしょう!
近くにある東京国立博物館では6月19日まで「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」が開催中。

六本木の国立新美術館では、8月22日までルノワール展が開催中。
