東京・六本木ヒルズ内にある森アーツセンターギャラリーにて2016年7月22日~9月25日の期間「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」を開催。
漫画を通してルーヴル美術館の魅力を伝える「ルーヴル美術館BDプロジェクト」。そのプロジェクトが展覧会として日本上陸。日本の有名漫画家も参加しているということで、興味が湧いて行ってきました!
印象に残った展示やグッズを感想と共に紹介。行く前に知っておきたいチケット情報についても書きました。
※フォトスポット以外撮影禁止のため文字多め
音声ガイドは声優・神谷浩史
展示へ行く前に音声ガイドについて紹介。
ルーヴルNo.9の音声ガイドを務めるのは声優・神谷浩史さん。人気声優の声だとテンション上がります!
神谷浩史さんのガイドがノリノリで、思わずにやけちゃいました(笑) 声優好きはぜひ。600円で楽しめるので、利用してみてはいかがでしょうか。
ルーヴルNo.9 序盤の展示作品
ルーヴル美術館の説明
ルーヴル美術館についての紹介映像がありました。知らなかったこともあったので感心。「ルーヴルNo.9」の9って何だろう? という疑問の答えもありましたよ。
そして最後。映像が終わる瞬間の演出がとても良かったです!
圧巻の「サモトラケのニケ」
続いての展示スペースで印象に残ったのが「サモトラケのニケ」のオブジェ。見上げるほど大きく、足元には大量の漫画。漫画と美術作品が融合したような美しい展示。
美術館にいる人たちを描いた「ルーヴル横断」
ルーヴル横断に描かれているのは、名画や彫刻作品。それを見る人たち。一人一人異なる表情をしている。
カメラを向けている人や、顔をよじらせている人。そもそも作品の方を見ていない人もいた。中には、キスをしながら自撮りする人たちの姿も。夜景の見える場所ではよく見る光景だけど、美術館っていうのは意外…。
恐怖! ルーヴルの亡霊
迷宮の入口のようなモノクロの世界を抜けると、エンキ・ビラルによる「ルーヴルの亡霊たち」が展示されています。
作品を覆うように描かれる亡霊。暗い部屋で見る作品は恐怖でしかなかった。特に「コリント式の兜」に写るヘカペーという名の亡霊。怖すぎる…。
各作品それぞれストーリーが描かれているのですが、血のような赤文字が使われていて、背筋が凍りそうな演出でした…。
1つだけ解説のない作品もあります。題名は無く、関連する映像だけが用意されていました。なんともいえない不気味さだった。
日本の漫画家も参加!
この展覧会には日本の漫画家も参加しています。
- 荒木飛呂彦
- 谷口ジロー
- 松本大洋
- 五十嵐大介
- 坂本眞一
- 寺田克也
- ヤマザキマリ
ジョジョ好き必見!
ミケランジェロの瀕死の奴隷と同じポーズをした岸辺露伴は必見! 全く違和感がないってどういうことだろう(笑) 簡単に見比べられるような展示構成になっているので、交互に見るのも面白い。
ルーヴルの猫
美術品に囲まれて暮らす猫の世界と、ルーヴル美術館で働く人々の様子を描いた作品。
ただただ猫が可愛い。これが癒しか。個人的に一番見たかった作品。
モナ・リザ
もう一つ印象に残った作品が坂本眞一さんの「王妃アントワネット、モナリザに逢う」。明るい話なのかと思ったらそうでもない…。
アントワネットの処刑後、部屋に取り残されるモナ・リザ。処刑人との出会い。現代では多くの人から注目されているけど過去はどうだったのか。色々と気になる内容だった。
ルーヴルNo.9のグッズ
展示の最後といえばグッズコーナー!
作品がプリントされたグッズが盛りだくさん。以下に見つけたものを挙げておきますね。
- クリアファイル
- 缶バッチ
- ポスター
- トートバック
- 瓦せんべい
- 図録
- ポストカード
- iPhoneケース
- マグネット
- スカーフ
- ブックマーク
- ペンケース
- マグカップ
- 手ぬぐい
- リングノート
- ピンズ
- ミロのヴィーナス、ニケのフィギュア
ブックマークとクリアファイルを購入♪
普段はあまり買わないんだけど、ルーブルの猫が気に入ったのでつい。
1人1会計までなので、後悔しないように買い物しましょう。
チケットはローソンチケットがおすすめ!
チケットについて。3Fのチケット売り場にて買えますが、ローソンであらかじめ買っておくことをおすすめします。
なぜかというと、購入者プレゼントがあるから。貰えるものはオリジナル記念イラストチケット。デザインは全8種類。ランダムで貰えます。
幸運にも欲しかったルーブルの猫!
グッズコーナーの直前で引き換えているのでお忘れなく!
混雑を回避するならアーリーインチケットがおすすめ! 日付指定の当日9:30−9:45に3Fチケット売場に行くことで、通常入場券の人よりも早く入場できるとのこと。
ジブリの大博覧会が同時開催しており混雑が予想されるので、土日であれば利用するのも手です。
詳しくはローソンチケットのHPをチェック!
おわりに
以上、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」に行ってきた感想でした。
9月25日まで開催。
同フロアで開催している「ジブリの大博覧会」「宇宙と芸術展」と合わせて行くのもいいと思います! 気になった方はぜひ!


ルーヴルNo.9は今後、大阪、名古屋、福岡でも開催されるので、住まいによっては待つのもあり。逆に、関東方面に住んでる人はこの機会をお見逃しなく!