綾崎隼さんの君と時計シリーズ。略して「きみとけ」
表紙のイラストを飾るのはpomodorosa(@pomodorosa)さん。
レーベルは講談社タイガ。文庫での書き下ろし小説です。
きみとけシリーズは、綾崎隼さんにとってメディワークス文庫以外で初めての出版になります。
どんな内容?
タイムリープを取り扱ったSF小説。
ルールは比較的シンプル。
タイムリープが発生する条件は、大切な人の死を知り、絶望すること。
結果過去へ遡るも、その世界では別の大切な人が消える事態に。
タイムリープの因果を止めるため奔走するお話です。
全四巻で完結。構成は以下のとおり。
- 君と時計と嘘の塔 第一幕
- 君と時計と塔の雨 第二幕
- 君と時計と雨の雛 第三幕
- 君と時計と雛の嘘 第四幕(2016年発売予定)
著者の綾崎隼さんは、恋愛ミステリーで定評のある作家さん。きみとけシリーズではSFと恋愛を絡め、その作風を存分に発揮されていると思います!
読書メーターの読みたい本ランキング1位になったこともあり、講談社BOOK倶楽部では特集ページが作られていました。綾崎隼さんへのインタビューもあるのでファンは必見!
感想や考察のリンク まとめ
第一幕から読みはじめ、ブログにて感想や考察を書きました。内容の核心に触れているところもあるので、ネタバレにはお気をつけください。
▼君と時計と嘘の塔 第一幕
綾崎隼「君と時計と嘘の塔 第一幕」感想:タイムリープで混乱したため物語を整理してみた
▼君と時計と塔の雨 第二幕
綾崎隼「君と時計と塔の雨 第二幕」:考察と感想
綾崎隼の君と時計(きみとけ)シリーズの第2弾、「君と時計と塔の雨 第二幕」を読みました。講談社タイガのSF小説です。第二幕で起きたことや、分かったことをまとめ、考察と感想を書きました。タイムリープを止めるための方法も考えてみました。
▼君と時計と雨の雛 第三幕
綾崎隼「君と時計と雨の雛 第三幕」:考察と感想
綾崎隼の君と時計(きみとけ)シリーズの第3弾、「君と時計と雨の雛 第三幕」を読みました。講談社タイガのSF小説です。第三幕で起きたことや、千歳の仮説から判明したことをまとめ、考察と感想を書きました。タイムリープで頭が混乱してる人の参考になればと思います。