別冊少年マガジンで連載中の漫画「ふらいんぐうぃっち」
著者は石塚千尋さん。
2016年4月からはテレビアニメの放送が開始。また、旅するコミック企画では進撃の巨人と一緒に日本各地を旅しています。
僕は旅するコミックがきっかけで1巻を読みました。キャラクターが可愛く、ほのぼのした雰囲気が気に入って、勢いで4巻まで購入。
全て読み終えたので1巻から4巻までの感想を書きました。おすすめしたい漫画なので内容紹介と共にご覧下さい。アニメをきっかけに漫画も買ってみようかなとお考えの方の参考になればと思います!
日常系だけど、非日常
「ふらいんぐうぃっち」はいわゆる日常系漫画。だけど、非日常な要素もあるんです。
それは1話の後半の出来事。
横浜から、青森の弘前にある親戚の家に住むことになった真琴。居候先の人たちとの挨拶を済ませ、日用品を買うため出かけることに。色々と見て回っている最中、ほうきで飛びました。
?????
より細かく説明すると、MixValuというどこかで聞いたことのあるようなスーパーマーケットで、竹ぼうきを見つけて手に取り、宙に浮くように、ふわっと飛んだんです。
読み進めていくと、真琴は魔女なんだとか。
そういえば、漫画のタイトルは、ふらいんぐうぃっち(flying witch = 飛ぶ魔女)でしたね。平仮名だったから、たいして気にしていなかったのですが・・・なるほど。そういうことですか。魔女なら納得です。
ということで「ふらいんぐうぃっち」は魔女の日常系漫画です。
1巻の感想
まず注目するべきは表紙かと…!主人公である真琴の絵がすごくいい!
15歳の女子高生のはずなのに、20代の人妻のような色気を感じる…。
もう…どストライク!!
しかし、本編の方では子どもっぽい感じがありました。表紙の印象とはちょっと違ったけど、そのギャップがまたいい。
真琴の姉や運び屋さんなど、面白みのあるキャラクターが登場するなか、最も印象に残ったのがマンドレイク。万能薬にもなるような、とっても珍しい植物。植物だからキャラクターというのも変な気がするけど、目や口があったからいいよね…。
アニメの1話で登場しています。気になる方はこちらの動画をご覧下さい!
※音には要注意
2巻の感想
ふきのとう(ばっけ)を食べるだけの話
7話は、ふきのとうを採って天ぷらにして食べるだけのお話し。ただそれだけなんだけど、和んだ。食べてるイラストに癒される~。更には、カラッと揚げるための豆知識なんかも教えてくれました。
さらに、弘前ではふきのとうのことをばっけと呼ぶとのこと。地方によって呼び方が変わることにも驚きです。
うちの実家の庭にふきのとうがあったから、旬なときは食卓に並んでたけど苦くて食べられなかったなー。真琴より10歳年上だけど、千夏と同じ味覚のようです。笑
新たな魔女、犬養さん
新たな魔女が登場しました。
茜の友達の犬飼さん。姿がちょっとワケありなんです。動物に変身するチョコを食べてしまった影響で犬の姿に。チョコは未完成だったようで完全な効果はなく、中途半端な感じで犬になっていました。夜は元の姿に戻るんだとか。
犬耳付いてたり、犬っぽい鼻が可愛かったりするけど、元の姿に戻った犬養さんはもっと可愛らしかった。「魔法が解けた」という言葉が相応しい。
これからも登場するような感じだったので、再登場を待ちたいです。
3巻の感想
新たに登場した2人の魔女と幽霊
魔女が店主を務めるカフェ。親子そろって魔女でした。
娘の杏子は中学生。歴史的なものが好きで、大人しい感じの子。今までに登場した魔女の中では最年少だけど、だれよりも落ちついている様子。
カフェの店員さんは幽霊。
席に着くと、お水とメッセージが書かれた紙が、突然現れます。言葉だけ聞くとホラー映画を想像してしまいがちだけど、相変わらずこの作品だと和むなー。恥ずかしがり屋の幽霊さん、可愛いよ。
空飛ぶクジラ
世の中には世界中を飛び回っているクジラがいて、ふだんは雲に擬態しているんだとか。ファンタジーだけど、こういう設定大好き。見開きで描かれている空飛ぶクジラは圧巻!ぜひ漫画で見ていただきたい!
見るだけではなく、背中?に乗る展開も熱かった!夢がつまっててワクワクしました!
4巻の感想
犬養さん好き必見!
犬養さんといえば、犬に変化した姿での登場が多かったけど、4巻では夜の時しか出てきません。
ということは…全て素顔!!
(一瞬誰だっけ?と思ったのは内緒)
海で、はしゃぐ姿は可愛かったなー。
可愛げのある、ちびキャラが増えた
チトをはじめ、魔女には使い魔となる動物がいます。千夏は魔女見習いなので今のところいません。
ところが、浜辺兎のハマベーと仲良くなり、友達になりました。使い魔ではないですが、対になるペット的な動物がいなかったので、ハマベーの登場は嬉しい。ちょっと変わった行動をするので、見てるだけで楽しい。
千夏に懐いて近くにいるので、これからの絡みも面白そうです。
おわりに
爆発的な面白さこそないものの、すぐ傍にあったら読みたくなるような漫画。ゆるーい日常系の漫画もいいですねー。きっと新刊が出たら、買ってしまうんだろうなー。
アニメも見てみようかな。
5巻の発売は2016年冬を予定しているとのことなので、気長にゆっくり待ちたいと思います。もし発売して読み終えたら、5巻の感想を追記予定。
それでは、また。