2018年4月、初めて歌舞伎を鑑賞。
名古屋の劇場「御園座(みそのざ)」リニューアルに伴い興味が湧いて行ってきました。”ハマる” と呼べるほどではないけれど、一歩足を踏み入れたことによって歌舞伎の楽しさを知り、僕の世界は広がりました。確実に。
あれから1か月が経過。
新たな演目が始まる。
「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」
あのワンピースが歌舞伎に!
以前から存在だけは知っていたものの、そもそも歌舞伎に興味がなかったのでスルーしていました。ワンピースは好きなんですけどね。
でも今は違う。
歌舞伎に興味がある!
再び御園座で劇を観たい!!
というわけでチケットを購入。
公演2日目の夜・B席で確保!
ワンピース歌舞伎を観に行ってきましたので、感じたことや想ったことを残しておきます。結論から言うとめっっちゃよかった。
当日のスケジュール
第一幕:50分
幕間 :25分
第二幕:60分
幕間 :30分
第三幕:80分
幕間の時間を含めると合計4時間にも及ぶ長丁場。だけど本当にあっという間だった。
ワンピース歌舞伎のハイライト
大筋はコミックス51巻〜60巻。
ジャボンディ諸島のオークション会場から始まり、女ヶ島、インペルダウン、マリンフォードの頂上決戦、ルフィ復活まで。
麦わらの一味のほか、ハンコック、インペルダウンの囚人、マゼラン、白髭海賊団、エース、黒ひげ、海軍たちも登場。主要キャラのほかにも数多く出演するんです。
ワンピース歌舞伎のハイライト🎉
🔶1幕
ハンコック小林幸子🔶2幕
大量の水、宙乗りからのスタンディング、オカマとハイタッチ🔶3幕
全部初めて見たけど最初から最後までくっそ楽しかった! 2回目観に行きたい!! #御園座 pic.twitter.com/np7CgbnbZQ
— ニシマツ📕ブックリウム (@output_log) 2018年5月4日
こちらは鑑賞後すぐに呟いたツイート。記憶に残った出来事を載せてみました。
第一幕のラストは本当にキレイで。
舞台を覆い尽くすほどのダイナミックさに驚き!
第二幕はとにかく楽しかった!
なんども驚いて、いっぱい笑った!
「これは歌舞伎なのか…? もはやミュージカルなのでは…?」
そう思う瞬間もあったけど楽しいからOK!
見てない人には説明しづらいんだけど、俗に言う “ファーファータイム” 最高。客席を巻き込んでの演出、会場の一体感ハンパない。まさか立ち上がって手拍子するとは思わなかった。最初は照れくささもあって遠慮してたのですが、流れに乗らないのはもったいないからね。存分に楽しみましたよ。
第三幕。いよいよラストへ。
ここはもう全部よかった。吹雪や炎の表現、迫力ある戦闘から泣けるシーンまでずっと…!
動画でチラ見
御園座のサイトで動画を発見。
Youtubeにアップされているので載せておきますね。雰囲気だけでも伝わる素敵な内容になっていますので、ぜひご覧ください!
ワンピースをきっかけに歌舞伎を知る。その逆も然り。
会場を見渡すと、子供から大人まで幅広い年代の方がいました。
ルフィというキャラクターは知っていても、頂上決戦について詳しい人ばかりではないはず。歌舞伎が好きで来た人も多いのではないでしょうか。
なんとなくですが、年配の方達を目にして思いました。まさに僕の親がそんな感じなので。
「ワンピースから歌舞伎に興味が湧く」
これはよく聞く話。
逆もあると思うんですよね。歌舞伎からワンピースについてもっと知りたくなる。
ワンピース歌舞伎をきっかけに、親子間での会話が増えたり、孫とのコミニケーションが生まれたら素敵だなって。帰り際、ふとそんなことを思いました。