2017年6月30日、池袋にオープンした梟書茶房(ふくろうしょさぼう)。
「今話題のフクロウがいるカフェかな?」
と考えてしまいますが、そうではありません。
梟書茶房はカフェと本屋さんを併設したブックカフェ。本物のフクロウの代わりにたくさんの本があります。
以前から気になっていたものの足を運べていなかったのですが、先日ようやく行くことができました!
梟書茶房のおしゃれな店内で2時間ほど過ごしてきましたので、その時の様子をお届けします。
本のあるおしゃれな空間に気分が高揚
梟書茶房があるのはエソラ池袋の4階。
お店へと入り、席に案内されたところで店員さんから鍵を渡されました。
この鍵には番号が書かれており、会計時に使うとのこと。こういったお店独自のこだわりが大好きです。
実は席の近くに鍵穴があるんじゃないか。店内のどこかに隠し扉があるんじゃないか。鍵という形から想像が膨らみ、いろいろと期待してしまいますね。実際はなにもないんですけど。笑
今回案内されたのは1人用のカウンター席。
目の前には読書灯に照らされたメニューブックが置かれています。
梟書茶房にある本の中で、このメニューブックが一番おしゃれなんじゃないかな?
そう思えてしまうほどの存在感。
目の前の光景に驚いたところで次は下。
視線を落とすとテーブルの中に本を発見!
左から、
- ひとりの夜を短歌とあそぼう
- トリツカレ男
- 絶叫委員会
パラパラとメージを捲ってみると、どれも短くまとまっているため区切りよく読めるようです。サクッと気軽に読めるのでカフェ読書にピッタリですね!
この素敵な空間はアカデミックエリアと呼ばれるエリア。
梟書茶房にはこの他にも特徴的なエリアが存在するんです。
- シークレットな本屋さん
- アカデミックエリア
- ラウンジ
- 図書エリア
- 森の部屋グリーンテラス
願わくば全てのエリアを写真に収め紹介したかったのですが、人が多く混雑していたため断念…。読書や会話のじゃまをするのが嫌で遠慮することにしました。
ということで、
シークレットな本屋さんのみご紹介!
その他のエリアは・・・ご自身の目で確かめてもらえたら嬉しいな。。。
シークレットな本屋さんへ
こちらがシークレットな本屋さん。
まるで画廊のような雰囲気に、ひとりテンション上がっていたのはここだけの秘密。
展示されている絵を眺めるかの如く本を探すことに。
ここにある本は全てカバーを掛けた状態。
ビニールによって密封されているため開くことも不可能。購入するまで何の本なのか分からないんです。
では何を頼りに本を購入したらいいの?
カバーには本に関する紹介文が書かれているのでそちらを参考にしてみてください。もし気になる本が見つかったら購入しましょう!
️ここは買いたい本があって訪れるのではなく、本を読みたいけれど何がオススメなのか分からない人が来るべき場所。
大型書店に行くと本が多くて迷いがちだけど、小規模な本屋さんなので選びやすいと思いますよ!
また、サプライズ感があるのでプレゼントにいいかもしれませんね。
コーヒーとシフォンケーキを注文
梟書茶房に訪れたのはお昼過ぎ。
お腹が空いていたのでパスタを食べたい気分ではあったけど、それよりも興味をそそるスイーツがあったのでそちらを優先。注文したものがこちらになります。
「BOOKシフォン」という名のシフォンケーキ。まるで本のような見た目をしていますよね。していますよね?
僕はこれまでに色々なブックカフェを訪れてきました。そのなかには本に登場するキャラクターや世界観に寄せたコラボメニューを提供しているところも。
例えば大阪のペンネンネネムというブックカフェでは、クリームソーダにスイミーの世界観を表現。
でも梟書茶房はそうじゃない。
本そのものに寄せたメニューを提供しています。
まさに食べる本。
今回は梟ブレンド(コーヒー)と一緒に頂きました。
甘さ控えめのシフォンケーキとほろ苦いコーヒー。この組み合わせ、たまりませんな。
ランチタイムとしてはちょっと物足りなかったけど、本のある空間込みで大変満足(パスタ食べろって話ですね)
ちなみにそれぞれ価格は500円。高すぎず安すぎず、良心的な価格なんじゃないかと思います。
カップにデザインされた梟。
これもまた可愛い。
読書タイムを楽しみに何度でも
食事を終えたところでようやく読書タイム。
アカデミックエリアのすぐ近くに雑誌コーナーがあったので気になるものを手に取って読んでいました。
ブックカフェに行くと普段あまり読まないようなジャンルと巡り会えるから積極的に読んでいきたいところ。
とか言いつつ結局は趣味に近い本に落ち着くんですけど。笑
僕の好きな写ルンですに関する本を発見したら、もう読むしかない…!
ページを捲ると、
「これ全部写ルンですで撮ったの!?」
と思う写真ばかり。
僕自身、写ルンですで撮った写真はパソコンやスマホでしか見る機会がありませんでした。ところが大型本になっていることでいつもとは違った魅力を感じられた気がする。
こんな感じでのんびりと読書をして過ごしていると、気がつけば次の予定の時間。
本を読み、甘いものを食べて満たされたところでさようなら。
おわりに
梟書茶房は再び訪れたいブックカフェリストに追加決定!