本当にめでたし、めでたし?「新釈グリム童話」を読んだ感想

こんにちは、ニシマツ(@output_log)です。

集英社オレンジ文庫の「新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?-」を読みました。

新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)

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どんな内容?

新釈グリム童話_01

収録されているグリム童話は6つ

  • ルンペルシュティルツヒェン
  • 白雪姫
  • かえるの王様
  • 眠り姫
  • ヘンゼルとグレーテル
  • シンデレラ

これらのグリム童話をベースに、現代風にアレンジした短編集です。
女子高生の日常や、就活など、身近に感じられる作品となっていました。

原作を知らなくても大丈夫

6つのグリム童話が収録されていますが、知らない作品もあることでしょう。
でも安心してください。

オリジナルストーリーが読めるようになっています。
キャラクターのセリフなどは無く、どんな物語なのか概要を書いたものが章の最初にあります。たった1ページで把握できるようまとめられているので、これを読んでおけば大丈夫。

僕はというと、「かえるの王様」と「ルンペルシュティルツヒェン」の原作を知りませんでした。他の作品も、かなりうろ覚え。

有名な作品であればあるほど、どうしてもディズニー作品の印象が強いので、オリジナルストーリーを読んで「あれ、こんなストーリーだったんだ」という発見もありました。

著者はコバルト文庫や集英社オレンジ文庫で活躍中の6人

6つの物語の著者は、それぞれ異なる。
主に、コバルト文庫や集英社オレンジ文庫で活躍されている人で構成されています。

  • 谷瑞恵
  • 白川紺子
  • 響野夏菜
  • 松田志乃ぶ
  • 希多美咲
  • 一原みう
  • 井上のきあ

イラスト

カバーイラストやデザインを担当したのは井上のきあ(@yue9)さん。

表紙のデザインがすごく好み。
6つの作品が詰め込まれていて、小さな発見をするのが楽しい!

また、物語の始まりにある挿画も必見です!

感想

新釈グリム童話_00

どの物語から読んでもよかったので、以下の順番で読みました。

  • 白雪姫戦争 (白雪姫)
  • のばらノスタルジア (眠り姫)
  • お菓子と家と廃屋の魔女 (ヘンゼルとグレーテル)
  • 二十年 (かえるの王様)
  • なくしものの名前 (ルンペルシュティルツヒェン)
  • A Cinderella Story (シンデレラ)

全体的に良い話でほっこりするような話が続きます。
作者が違うけど似たような雰囲気を感じ、ちょっと退屈だなーと思っていたところ、かえるの王様をアレンジした「二十年」を読んだ。

すると、驚くほど不気味な終わり方だった。

これは・・・「めでたし、めでたし」ではない・・・。

なんとも不気味な読後感だった。
他の作品と毛色が違ったので、より印象に残った。

心穏やかになる作品の中では、シンデレラをアレンジした「A Cinderella Story」がお気に入り。展開が読めるような内容だったけど、王道な感じが好き。
読後感が良く、この本の最後に読んで正解だった。

おわりに

他のグリム童話も読んでみたいので、第2段が発売されることを待ちたいなーと思います。

著者が6人いるので、特別好きな著者がいたら手に取ってみるのもいいかと。
そこから新たに好きになるような出会いが生まれるかもしれません。

それでは、また。

本当にめでたし、めでたし?「新釈グリム童話」を読んだ感想
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