感想(ネタバレあり)
結論を言うと、春人は女子高生(真帆)に殺されなかった。
あおい、雪生、五月による邪魔が入ったからだ。
個人的に、春人には願いを叶えてもらいたかった。だって、何年もかけて準備してきたのが哀れじゃないですか…。本当に残念だ。
もし、あおいと真帆が出会ってなければ…。
もし、五月と春人が付き合っていなければ…。
どうやら知らないうちに春人に対して感情移入してしまったようです。終わったことだけど、考えずにはいられない。
ラストの演出がよかった
この物語のラストシーン、とても好き。
春人と五月が寄りを戻してクリスマスデート。
街中で真帆、あおい、雪生とすれ違う。
あおいと春人だけがお互いの存在に気づき、目を合わせる。
まだ諦めていないと思わしき春人の表情。
密かに催眠術を勉強しているとのこと。
最後のコマにあるのは、この漫画のタイトルである「女子高生に殺されたい」
戦慄するような読後感が最高だった。
もしアニメ化、ドラマ化、映画化した際は、そのまま演出してほしい!