【ネタバレあり】アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅の感想(小説と映画)

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 感想

アリス・イン・ワンダーランド_時間の旅

懐かしさが込み上げてくる

6年の時を経て復活するキャラクター。
マッドハッター、チェシャ猫、アブソレム、白うさぎ。ハンプティ・ダンプティにウィードルダム。白の女王ことミラーナ、赤の女王ことイラスベス。過去に戻ればハートのジャックとジャバウォッキーも。

懐かしいキャラクターはアンダーランドの住人だけではありません。アリスの母親やヘイミッシュも再登場。ヘイミッシュって誰だっけ?と思ったら、前作でアリスに結婚を申し込んで見事に振られちゃった可哀想な人でしたね。笑

どのキャラクターも懐かしく「またこの世界にやってこれたんだなー」と、しみじみ思いました。

あのキャラクターに感情移入してしまった

悪役も含め、どのキャラクターも個性的で好き。でもまさか赤の女王(イラスベス)に感情移入してしまうとは…

前作同様、アリスの前に立ち塞がると思っていた赤の女王。マッドハッターを救う手掛かりを探す途中、白の女王と赤の女王の過去話を垣間見るわけです。

昔は冷酷な人じゃなかったし、頭だってそれほど大きくはなかった。なぜ今のように変化を遂げていったのかが描かれる。(頭の大きさは関係ないかも…)

子供のころの姿を見ていると、なんか同情しちゃうんですよね…。妹に対する嫉妬など、姉ならではの悩みがあったのかなー…。現在の人格が形成されるまでの背景に目が離せませんでした。

僕の中では、「アリス・イン・ワンダーランド ~時間の旅~」における、もう一人の主人公的存在。ハートの形をした大きな頭や真っ白な顔も、よーく見ると愛おしいよ。時間の旅を通してイラスベスのファンになったかも…!

やっぱりハッピーエンドが好き!

  • マッドハッターの親子愛
  • アリスとアリスの母親ヘレンの和解
  • 白の女王の過去を赦した赤の女王。

時間の旅の終わりは家族愛に溢れる、これ以上ないくらいの大団円! 丸く収まって普通に感動した!

本当に本当に、本当に! いい終わり方だったと思う!! ハッピーエンドで終わる作品、大好きです!

原作の小ネタを探したくなる

訳者である、ないとうふみこさんのあとがきに書かれていたのですが、ルイス・キャロルの原作から生かしたところが数多くあるとのこと。読んでて一つ発見したので紹介します。

大きくなったクロノスフィアの内部にあった一本のチェーン。そこにはこう書かれていました。

「わたしをひいて」

この言葉、アリスの体が大きくなったり小さくなったりするお菓子を思い出しますね。「わたしをたべて(Eat me)」と書かれていたので、そこから使われたのかな?

この他にも、まだまだありそうな感じ。原作の「不思議の国のアリス」や「鏡の国のアリス」を読んでから再読したり映画を見ると、新たな発見があった楽しそう!

ますます映画を観たくなった!

小説版を読んで、ますます映画を観たくなりました。

だって人間の想像には限界があるんです。「シルクハットのような形をしたハッターの家」がどんなものか気になるじゃないですか!

大時計の間でクロノスフィアを奪うシーンも気になる。セコンドが集まってミニッツになり、アワーになる。どんな形をしているのか映像で確認したい。予告でそれっぽいシーンはあったけど、長い時間観てみたい!

映画を観た感想

7月1日、「アリス・イン・ワンダーランド ~時間の旅~」の映画を見たので感想を追記。

映像化されたアンダーランドの世界はやっぱりいい! これぞ王道ファンタジーの世界という感じで最高だった!

時計仕掛けのタイムの城やシルクハットの形をしたハッターの家。映像で見ると感動もの! アリスが鏡をすり抜けるシーンは、どこか懐かしい気持ちになる。

映画単体でもよかったけど、小説版の一部が抜けてたりするので、映画だけを観た人には小説版を手に取ってほしい気持ちでいっぱい。

例えば、ハッターと父が再会したときの会話。

もちろんとっておいたさ。おまえからの贈り物はわしの宝なんだから。だが、なによりの宝は、おまえとともにすごせる時間だ。これからは、一秒たりともむだにしないぞ。

このセリフ、映画では無かった…。(聞き忘れてたらごめんなさい…)

ほかにも、イラスベスとミラーナの仲が良かったころの描写が圧倒的に足りない気がした。小説ではその辺りを補っている。

とはいえ、映画には映画の。小説には小説のよさがあると思うから、どっちも楽しめたらいいよね。

 

おわりに

以上、小説の「アリス・イン・ワンダーランド ~時間の旅~」を読んだ感想でした。ストーリーのネタバレがOKな人は映画の前に読んでみるのもいいかも。

個人的には小説でストーリーを堪能できたので、アクションシーンなどの演出に注目して映画を楽しみたいと思います。

あらかじめ前作の「アリス・イン・ワンダーランド」やルイス・キャロル原作の翻訳本を読むと、より楽しめることでしょう!

 


東京・銀座三越では2016年6月15日 – 6月28日の期間、「アリス・イン・ワンダーランド」の世界 at GINZA MITSUKOSHI が開催中。

グッズ販売と衣装を展示!「アリス・イン・ワンダーランド」の世界 at GINZA MITSUKOSHI
東京・銀座三越9Fにて「アリス・イン・ワンダーランド」の世界 at GINZA MITSUKOSHI が開催。映画の撮影で実際に着用した衣装や小道具を展示。同フロアにはアリスに関連するグッズコーナーもある。行ってきたのでどんな内容だったかお届けします。