UIデザインの品質を効率的に向上させるには? UIディスカッションについて聞いてきた

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こんにちは、西松(@output_log)です。

2015年11月12日、GREE Creators’ Meetup 第3回 に参加してきました。

その中で、UIデザインの品質を効率的に向上させるには? というセッションがあり、聞いてきたのでまとめました。

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まず前提として

UIデザインってやること多くて大変ですよね?

特に大事なことは何?と聞かれても、明確には答えられない・・・。

全部全力でやると消耗します・・・。

だから、注力するポイントを定めたい。

注力するポイント = ユーザー視点で認知度の高いポイント

認知度の高い所からブラッシュアップすると結果的に品質が高まるとのことでした。

そこで始めたのがUIディスカッション。

UIディスカッション

目的

・UIの効果的な改善ポイント明確化

・他社と自社ゲームの品質差の認識

・改善思考力の強化

概要

メンバー 社内のデザイナー(UIデザイナー以外も含む)
参加人数 約15名
頻度 毎週1回。1回あたり1時間
調査するゲーム ネイティブモバイルゲーム
調査本数 毎週2タイトル
1タイトルのプレイ目安 チュートリアルとゲームサイクルを2、3周

なぜ社内で行うのか

他社に調査依頼をすると、情報がフィードバックされるのみで社内メンバーのナレッジ(知識や理解)の蓄積に繋がらないから。

UIディスカッションのフロー

1. 調査するタイトルを選定

ジャンルは幅広く。UI自体の品質が高いゲームであることや、トレンドタイトルであるかどうかも重要。

2. 複数人でそれぞれプレイ
3. 「Good」「Bad」と「7つの分類」に分けたコメントを1つのリストに記入

7つの分類はこちら。

  • 演出・音・アニメ
  • アート・世界観
  • 使い易さ
  • 見易さ
  • 解り易さ
  • 統一性
  • 仕様

それぞれの分類でGoodコメントとBadコメントを記入。

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Goodコメントの場合は、要因も合わせて書く。

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Badコメントの場合は、原因と解決案を合わせて書く。

4. 7つの分類別に集計し、割合を調査
5. 集計結果をディスカッション

一緒の空間で話すこと。メンバー間の目線合わせになるし、価値観の統一に繋がる。

得られたこと

育成面

メンバーの研究意識の向上、トレンド把握ができた。

他社と自社ゲームのUIデザインの品質差を実感することで。競争意識が芽生えた。

効率化について

メンバー間のコミュニケーションが活性化した。

デザイン作業のゴールに早く到達できた。

修正案を考える事で、改善思考力を強化できた。

他者に指導を仰がずとも課題解決できるようになった。

UIディスカッションのまとめ

既出ゲームのUIデザインについてレビューし、ユーザー認知度の高い分類の傾向を知ろう!

UIディスカッションの例。Bad UI と Good UI

Bad UI

  1. UIパーツの機能が不足しているため使いづらい
  2. 文字の可読性が低い
  3. 攻略についての説明不足
  4. 演出不足、演出過多
  5. UIのビジュアル要素が整理されていない
  6. ビジュアルや文言が一般的でないため分かりにくい
  7. UIの誤作動を招くため使いづらい
  8. ビジュアルやパーツデザイン、文字に統一性がない
  9. 読み込みや長いロード時間で使いづらい
  10. 背景や装飾が過多

Good UI

  1. ビジュアルが統一されており、魅力的である
  2. 操作感、演出によりユーザーの感情を高める
  3. UIの画面ごとの演出でユーザーの感情を高める
  4. 画面の用途、攻略に関する説明が分かりやすい
  5. UIのパーツ、背景、装飾が魅力的
  6. サウンドの魅力により、ユーザーの感情を高める
  7. UIパーツの高い有用性により使いやすい
  8. UI全体の演出によりユーザーの感情を高める
  9. 画面の遷移が容易である
  10. 文言の演出により、ユーザーの感情を高める

それぞれ、7つの分野の割合から言えること

Bad UIを改善するならこの2つ

・解り易さ

・使い易さ

Good UIを目指して品質を高めるならばこの2つ

・演出・音・アニメ

・アート・世界観

所感

350人ほどが座れる会場は、ほぼ満員状態。

大勢の方が参加されているということで、改めてUIに対する興味関心、重要性を再認識しました。

UIディスカッションという取り組みをされていて凄いなーと、ただただ思うばかりです。

約15名で実施されていると仰っていましたが、人数の確保は難しい問題。ですが、これならば最低2人いれば実施できそうですね!

メンバー全員が膨大な時間を使うわけでもないので、どんな組織でも試してみることはできるのかな?と思いました。

UIデザインの品質を効率的に向上させるには? UIディスカッションについて聞いてきた
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